決意表明
本日、記者会見にて目黒区の改革に挑戦するとの決意表明をいたしました。
26歳で区議に初当選した時から20年間、一貫して「塾のない社会」の実現に取り組んできました。
28歳で都議になってからは、公立学校のなかに「放課後教室」をつくる予算を獲得、都立高校のなかに「予備校」を実現するなど教育改革を進めてきました。
一方で、目黒区に目を転じれば、せっかく都でつくった「放課後教室」の予算は活用実績ゼロ。「産前・産後サポート」の予算も、「子どもの居場所づくり」の予算も目黒区では活用実績がゼロでした。どんなに東京都で理想的な予算をつくっても、目黒区の決断なしには、活用されないジレンマに直面してきました。
かたや、目黒区の出生率は23区で20位の「0.96」まで落ち込み、私立中学校への進学率は39%と都内平均の2倍の高さに上昇。この20年間で3校の公立中が廃校となるほど、公立不信、私立志向が進み、小学生の塾通いが当たり前になってしまいました。
教育、環境、介護、公園の頭文字4Kの政策を中心に、私は「住みたい目黒」から「暮らしやすい」「育てやすい」「介護しやすい」目黒を目指しています。
目黒区には発信力のある多彩な人材が暮らしています。目黒区独自の政策を打ち出せば、全国に広がり、日本を一気に変える潜在力を秘めています。残念ながら、全国に知られる政策は20年間見受けられませんでした。
すでに目黒区役所には「ことなかれ主義」の空気が充満しています。
ビジョンと哲学を持ち、情熱を注いで、言葉を駆使し、未来をつくっていく使命を託されているのが目黒区長だと信じています。
私は、目黒区を果敢に挑戦する区、未来からの要請に応えられる区へと変えいきたい、20年ぶりの新風でありたいと願い、ここに決意いたしました。皆様のご理解を賜りますようにお願いいたします。
伊藤ゆう
自己紹介
この4年間で、できたこと
ふるい議会を新しく!をテーマにスタートした今期の4年間。これまで25年間で1本しか誕生しなかった議員提案条例を活用して、都政を動かすことに奔走しました。受動喫煙対策、五輪文書管理の条例を成立に導く一方で、罰則付きのコロナ対策条例案を提案し、国の法律改正に一石を投じました。これからも都議会改革を行います。
Done
01
子どもを受動喫煙から
守る条例をつくりました。
実現
6年ぶりの議員提案条例として「子どもを受動喫煙から守る条例」づくりを担当しました。 子どものいる室内、車内などでの喫煙を条例で禁じました。
Done
02
五輪文書管理条例を
つくりました。
実現
すべての五輪関連文書を保存することを義務付ける世界初の条例をつくりました。条例の提案者として、委員会で私が答弁に立ちました。
Done
03
新型コロナ対策条例案を
つくりました。
実現
新型コロナ対策で行ってきたこと
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新型コロナ対策特別委員長として、補正予算を成立させました。
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会派・新型コロナ対策座長に就任し、陣頭指揮をとりました。
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都民ファースト版「ロードマップ」をつくり、知事に提言。
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東京都「協力金」の創設を知事に迫りました。
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「経済・失業対策」の提言書を知事に手渡しました。
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PCR 検査機器の購入を都に迫り、実現しました。
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下水調査による市中感染分析を提案し、試験導入されました。
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医療従事者の宿泊代予算を都に確保させました。
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ひとり親世帯に対し、1 万円相当の食品等を支援しました。
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オンライン授業の実現に向けた予算を確保しました。
Done
04
議員公用車を
大幅削減しました。
実現
若いうちから公用車を乗り回すと感覚がおかしくなるので反対です。
議員公用車 22 台を 9 台に大幅削減しました。自家用車で行けばいいんですよ。
Done
05
スタディ・クーポンを
実現しました。
実現
低所得世帯の子供たちが塾に通えるように塾代 20 万円を「スタディ・クーポン」にして、 配布することにしました。教育格差をなくそう!
Done
06
スタディ・アシストを
実現しました。
実現
塾のない社会への第一歩は、塾を公立学校の中につくって、受験対策を学校で学べるようにと考え、 小池知事に提案し、「スタディ・アシスト」が立川市立中学校でスタートしました。次は目黒区で!
Done
07
都立工業高校改革が
スタートしました。
実現
大学に行かなくてもいいという選択肢は、都立工業高校改革から始まる!と考えました。
そこで、「都立工業高校改革検討会」を都に立ち上げさせ、
先端企業とともに ICT 教育プログラムの導入が始まっています。
Done
08
林試の森公園にカフェが
誕生することになりました。
実現
森林浴しながらのコーヒーは最高です。森林を守りながら、災害に強い公園づくりに取り組んだ結果、災害時に逃げ込めるカフェの設置が決まりました!
Done
09
中目黒駅にホームドアが
設置されました。
実現
2018 年に、発熱でふらついた 30 代女性がホームから転落して死亡した中目黒駅。
事故を受けて、私は予算委員会で中目黒駅のホームドアの設置を都に強く求めました。
結果、2020年7月に設置されました。
Done
10
電柱の地中化促進を
実現しました。
実現
山手通りの電柱の地中化が完了しました。目黒区内の電柱の地中化は、 4年前の 26%から 44%に上昇しました。今後は区道の電柱地中化を支援していきます。
Done
11
中目黒の落書きを
アートに変えました。
実現
落書きをアートに変えるプロジェクトを実現するため、壁を管理する東京都建設局や区役所、地元商店街の皆さんの合意を取り付けて、景色を変えることができました。
Done
12
目黒川、呑川に新しい
調節池の検討予算を
獲得しました。
実現
台風 19 号では、あと 20cm で溢水するところまで迫った目黒川でした。
そこで、小池知事に要望し、目黒川と呑川に新しい調節池を検討するための予算を獲得しました。
すでに、候補地の調査が始まっています。
これからの4年間で
やりたいこと
コロナ対策なくして、景気回復なし、です。日本の「ものづくりの力」を活かして、世界一感染症につよい街「東京」を実現します。そして、コロナと地震のような複合災害に備え、対策を進めなくてはいけません。災害にもコロナにも強い目黒にしていきます。
Mission
01
林試の森公園を草木と
コーヒーの香る公園にします。
災害拠点施設としてカフェの設置が決まった林試の森公園が、いっそう憩いの場となるように、改修工事に住民要望を織り交ぜ、森林浴しながら CAFÉ や読書を楽しめる公園にします。
Mission
02
目黒川・呑川に新しい
調整池を築き、水害に強い
目黒にします。
すでに検討予算を獲得しました!調節池の具体的な候補地を選定し、 実施計画を東京都に求めます。目黒川、呑川に新しい調節池をつくります。
Mission
03
目黒区で「スタディ・アシスト」をスタートさせます。
中学校に「塾」を誘致して、学校で受験勉強ができる「スタディ・アシスト」は、私が提唱している「塾のない社会」への大きな一歩として、立川市で始まっています。 これを目黒区でスタートさせます。
Mission
04
塾代支援
「スタディ・クーポン」
の対象世帯を拡充します。
現在、生活保護世帯などを対象に始まった塾代 20 万円の支援「スタディ・クーポン」の対象世帯を拡充し、塾に行きたい子は誰でも行ける、親の所得格差が子供の教育格差にならない社会をつくります。
Mission
05
都立工業高校改革で、
大学にいかなくてもいい
という選択肢をつくる。
都立工業高校のイメージを刷新し、企業が欲しい人材に育てる ICT 教育プログラムを導入して、 学校を改革します。大学にいかなくてもいいという選択肢をつくります。
Mission
06
駐車場の附置義務条例の
見直しで、まちづくりを
変える。
昭和 33 年にできた古い条例ですが、ビルを建てる時に駐車場を必ず作らなければいけない都の条例があります。これを改正すれば、ビルの地下空間をイベントホールにするなど有効活用できるようになります。
Mission
07
ソーシャル・ファーム条例で、就労困難者に希望の道を。
就労困難者を支援する全国初の条例「ソーシャル・ファーム条例」を PT 座長として成立に導きました。条例をテコに、シングルマザー、元受刑者、障がい者などを積極的に雇用する企業を生み育てていきます。
Mission
08
介護従事者の賃金アップと
ロボット化を進めます。
この4年間で保育士の給与が350万円から431万円にUPしました。 介護従事者の待遇改善も重要です。また、介護者をサポートするロボットなど、深刻な人手不足を補う科学技術を支援します。
Mission
09
全ての避難所に非常用電源の設置をおこないます。
昔はラジオと懐中電灯と言われた避難グッズも、今ではスマホが必須となりました。そこで重要なのが非常用電源ですので、非常用の自家発電機を全ての避難所に設置します。
Mission
10
コロナ渦で失業を余儀なく
された若者の転職支援を
行います。
飲食店や夜の街で失業し、転職を望む若者に対し、ICTトレーニングを提供し、就職まで一貫して都が支援する就労支援を行います。不足するICT人材を補い、成長産業を牽引します。
Mission
11
世界で一番感染症に強い街
「東京」をつくります。
新型コロナウイルスなど感染症対策の特許グッズを日本全国から集める「展示会」を行うなど、日本の科学技術を結集させ、東京を世界で一番感染症に強い街に鍛え上げます。
Mission
12
都道の次は、区道の電柱の
地中化を支援していきます。
この4年間で都道の電柱の地中化は 26%から 44%まで進みました。次は区道の電柱の地中化を進めるために、都として一層の支援を行なっていきます。